880万人訓練 in Osaka

お疲れ様です😊

本日は防災の日。今から100年前に発生した関東大震災があった日にちなみ、防災の意識を高める日だそうです。

大阪では、「880万人訓練」と称し、13:30に地震が発生→13:33に大津波警報が発令されたと想定して緊急メールの配信などを行う訓練が開催されました

来年の令和6年には、災害時でも事業尾を継続するための指針、BCP(事業継続計画)を確立されることが必須となっています。シオン訪問看護ステーションでも療養者個別の災害時対策などの策定に追われる毎日…療養者を救うことだけではなく、事業をいかに継続できるかを考え、地域の資源として復旧のために出来ることを考えなければなりません。これがまた難しっ😱

今日の訓練時間に山本が訪問した療養者様とそのご家族と、訓練や災害時についての話をしました(お話を載せることは許可いただきました)

実は山本が訪問した療養者様は、心臓の病気で昨年末に心臓移植を受けられた方で、現在は移植後の状態観察、薬の管理や緊急時の対応とリハビリテーション目的で訪問しています。去年末までは、人工心肺の機械が装着された状態で生活されており、災害時・停電時・人工心肺の異常時の対応を、入院先でしっかり時間をかけて指導されたと聞きました。

生命を維持する人工心肺…災害時やトラブル時にすぐに行動できないといけません。病院と違い、家には本人と家族のみ。もちろん訪問看護も入っていますが、ずっとそばにはいません。家族がいつ、いかなる時でも対応できるよう、人工心肺に関する筆記試験や実技試験を経て退院されたと聞きました😮これにはびっくり💦

トラブルが起きた際、災害時や停電時に困る方は当たり前に多くいます。すぐ復旧や改善できるかどうかわからない。そんなときのためにも、事前の準備や自分たちで対応する「自助」の力を養えるよう指導することも、訪問看護の仕事だと思います。

「必ず助ける」と約束したい気持ちがありますが、災害時には事業所のスタッフも被災者になる可能性は大いにある。そうなっては必要な支援が十分提供できません。その時に療養者様が少しでも困りごとが早く解決する、少しでも安心材料があることで病状の変動を少なくできるよう、事前準備と自助力の強化を提案していきたいです😊

あっ、社長…発電機買ってください🥺☆