先日のことです
今以上に病状が良くならない、と思われる方を介護されている家族様と1時間ほどお話しする時間をもらいました。
「これから先がどうなるかわからない」
この言葉が出るまでに、本当に時間がかかりました。一番身近で困っていることから聞き始め、介護に対する不満から、家族へお思い、自身の介護のやり方について、療養者への思いとやりたいこと…そしてこれから先の不安。
涙を流しながら語るその不安を、一瞬で解決はできません。解決します、と安易に言えることではないからです。いつからか大きくなっていた不安と、抱えてきた思いをようやく話してくれたことに感謝を伝えました。
一緒に考えていきます、だからまた話してください。
いくつかの提案と合わせて伝えた言葉です。この言葉は自分自身への言葉でもあります。一人でその家族を抱えて解決なんてできません。チームとしていろんな方とつながりながら、一緒に考えていきたいです。